申請経路を作成する

このページでは、rakumo ワークフローを使い始めるために必要な設定の手順をご紹介します。

5.申請経路を作成する

続いて、申請経路を作成します。申請経路とは、誰が・どのような順番で承認していくのかというものです。
rakumoワークフローの申請経路には、共有経路と専用経路の2種類があります。作成に進む前にその違いについて説明します。
経路タイプ 共有経路 専用経路
特徴 カチッと作りたい人向け組織変更や人事異動に強い 手早く簡単に作りたい人向け大組織での管理委譲にも○
作れる人 ワークフロー管理者のみ 管理者+運用担当者
経路とひな型の関係 分離(ひな型と紐付けて利用) 内蔵(ひな型と一体)
複数のひな型から利用 ○ 可能 × 不可
使える項目や分岐など どちらも同じ

共有経路

メリット
複数の申請書ひな型に対して、共通の経路を設定できる
一つの経路をメンテナンスすれば、複数の申請書ひな型の経路を一括で変更できる
共有経路から専用経路へのコピーが可能
デメリット
申請書ひな型毎に細かな経路の修正ができない
共有経路を編集できるのは管理者のみ

専用経路

メリット
申請書ひな型毎に経路を作成するので、申請書に対して専用の経路を設定できる
運用担当者を割り当てて、担当者が経路を設定できる
細かな人事移動や経路変更に対応できる
デメリット
ひな型毎の運用のため、複数の経路の一括変更ができない
共有経路へ経路のコピーができない

共有経路の作成

左側のメニューの「申請経路の管理」をクリックします。
右下の「経路を追加する」ボタンをクリックします。
下記項目を上から順に入力します。
経路名
経路コード
説明(利用ユーザー向けヘルプテキスト)
管理者用メモ(管理運用者用メモ)
入力完了後に、右下の「申請経路を追加する」ボタンをクリックします。
申請経路「申請経路名(この画像では通常承認となっています)」を追加しました、と表示されます。

専用経路の作成

左側のメニューの「申請書ひな型の管理」をクリックします。
申請区分を選択し、申請経路を設定したい申請書ひな型名をクリックします。
「申請経路の詳細」の「専用経路を作成する」ボタンをクリックします。

共有経路・専用経路の作成

共有経路・専用経路のどちらも次のステップに進んでください。
「承認ステップ」にある「ステップを追加する」ボタンをクリックします。
項目を上から順に入力します。
冒頭の内容で設定すると、下図のようになります。
1に戻り、「作業ステップ」にある「ステップを追加する」ボタンをクリックします。
項目を上から順に入力します。
冒頭の内容で設定すると、下図のようになります。
1に戻り、「回覧ステップ」にある「ステップを追加する」ボタンをクリックします。
項目を上から順に入力します。
冒頭の内容で設定すると、下図のようになります。
※「役職と職位の設定」画面から経路を選択した場合は、下図のようになります。該当するものを選択して設定します。
以上で申請経路の作成は完了です。