※ 本記事は2019年9月時点における変更内容を掲載しています。
「税込:新税率」は、2020年5月から「税込:標準税率」に名称変更されました。
もし2020年5月以降に参照いただく際は、本文中の「税込:新税率」を「税込:標準税率」と読み替えてご利用ください。
2019年10月に実施が予定されている「消費税率等の改正」ならびに「軽減税率の導入」に向けて、お手数ですが、以下のご対応をお願いいたします。
事前準備
10月1日以降(施行後)
事前準備1:ユーザー様へ周知していただく
2019年9月中旬のアップデートで、税区分の種類が増えます。
アップデート後は、「税込:新税率」、「税込:軽減税率」、「税込:旧税率」、「非課税」、「課税対象外」の5種類となります。(※)
このため、以下の点について、ユーザー様へ周知していただきますようお願いいたします。
- 適切な税区分を選択いただけるよう、税区分の選び方をご周知ください。
- 1つの領収証に複数の税率が混在している場合は、税率ごとに経費を分けてご登録いただくようご周知ください。
経費の追加画面イメージ
税区分の選び方
選択肢 | 詳細 |
---|---|
税込:旧税率 | 9月末日までは基本的にこの税率を選択します。 10月からは経過措置の場合のみ選択してください。 |
税込:新税率 | 10月からは基本的にこの税率を選択します。 (軽減税率や経過措置などの一部例外を除く) |
税込:軽減税率 | 領収証に「軽減税率8%」と書いてある場合のみ選択してください。 |
(※)変更点の詳細につきましては、消費税増税・軽減税率制度に向けて rakumo ケイヒはどう変わりますか?をご参照ください。
事前準備2:経理・会計システム側とのすり合わせを行っていただく
経費データの出力内容について、会計システム側と調整してくださいますようお願いいたします。rakumo ケイヒに追加される新たな税区分や税区分名の改称(※)に対応していただく必要がございます。
(※)変更点の詳細につきましては、消費税増税・軽減税率制度に向けて rakumo ケイヒはどう変わりますか?をご参照ください。
施行後対応1:税区分の既定値を変更していただく
経費担当画面で、「税区分の既定値」を変更してください。
経費申請者の入力ミスを減らすため、施行後できるだけ速やかに変更していただくことを強く推奨いたします。
税区分の既定値は、費目ごとに設定します。
(例)
・宿泊費 (国内) :既定値は「税込:旧税率」 →「税込:新税率」に変更
・宿泊費 (海外) :既定値は「課税対象外」 → 変更なし
費目の編集方法は、以下のサポートページをご参照ください。
▶ 費目の設定方法を知りたい
【税区分の既定値を変更した際の影響箇所について】
・経費の入力画面
費目の税区分の既定値を「税込:新税率」に変更すると、経費の入力画面で最初から「税込:新税率」が選ばれている状態となります。
既定値を変更しない場合、ユーザーが経費の入力時に「税込:旧税率」の税区分を選択してしまう可能性が非常に高くなります。
・カレンダーからの交通費精算連携
カレンダーから交通費が経費登録されるのは、スケジュールの約1時間前です。
交通費費目の税区分既定値を「税込:新税率」に変更すると、それ以降の自動経費登録分は「税込:新税率」が使用されます。
既定値を変更しない場合、カレンダーの予定から自動的に登録される経費は、税区分が「税込:旧税率」のままとなってしまいます。
施行後対応2:経費データ出力設定を変更していただく
事前準備2の経理・会計システム側との調整結果をもとに、設定を変更してください。
特に、「条件付き項目」の条件や「出力形式」に税区分を利用している場合には、変更の有無についてご確認くださいますようお願いいたします。
設定済みの出力の設定の内容によっては、rakumo ケイヒ側は設定変更が不要な場合もございます。