グループに所属していないユーザーへライセンスを割り当てる場合は、画面上から操作を行っていただく運用をご検討ください。
ライセンスの割り当ては、rakumo 管理画面 > ライセンスの管理 メニューから行うことができます。
画面上でライセンスを割り当てる方法については、以下のページをご参照ください。
▶️ ライセンスの割り当て方法を教えてください。
CSV ファイルを使用して更新したい場合は?
人数が多いなどの理由から CSV ファイルを使用して、グループに所属していないユーザーへライセンスを割り当てたいというお問い合わせをいただくことがあります。
現状、1つもグループに所属していないユーザーは CSV ファイルの出力対象にはなりません。
グループに所属していないユーザーへ CSV ファイルでライセンス割り当てを行いたい場合には、以下のいずれかの方法をで割り当てることをご検討ください。
A. CSV ファイルに直接ユーザー情報を記載し、アップロードする
出力対象外のユーザーでも、CSV ファイルに直接ユーザー情報を記載することで、CSV ファイルでライセンスの割り当てを行えます。
この方法の場合、Google グループでの操作は不要ですが、次回以降の作成時に不要な行とみなされないように、記載する際に注意が必要です。
CSV アップロードまでの手順
- rakumo管理画面 > ユーザー管理(詳細設定) で、CSV ファイルの作成を実行します。
- 作成した CSV ファイルをダウンロードします。
- 作成した CSV ファイルの末行に、グループに所属していないユーザー行を追加します。
- A列[Update] に値が入っている場合は削除し空白に戻します。
- CSV 末列に新たに[Protected]列を追加し、「1」を入力します。
- B列[User ID] にユーザーのメールアドレスを入力します。
- C列[Family Name], D列[Given Name] にユーザー名を入力します。
- J列[Department Email]に、ダミーのグループメールアドレスを入力(例:dummy@gigei.co.jp など)
- CSV ファイルで、[〜Enabled]列に、アプリケーションを利用する場合は「1」を、利用しない場合は「0」を入力して、CSVファイルを保存します。
- CSV ファイルをアップロードします。
グループに所属していないユーザー行の入力の際は、以下の操作を行ってください。
※ この操作を行うことで、次回以降のCSV作成時に、"D"(rakumoに取り込まれないユーザー)として出力されなくなります。
以上で、CSV ファイルでのライセンス割り当てが完了しました。
B. グループに所属しないユーザー様を登録する用のGoogleグループを作成し、運用する
グループに所属しないユーザーをまとめて管理する用のグループを作成して、運用する方法です。
この方法の場合、Google グループに登録したり、CSV ファイルの作成前後に対象グループの表示状態を変更したりする必要はありますが、CSV ファイル内容の編集時に特別な操作を行わなくても、対象ユーザー行が出力されるようになります。
CSV アップロードまでの手順
- Google 管理コンソール > グループ にアクセスします。
- 新規 Google グループを作成し、グループ所属なしのユーザー全員をメンバーに追加します。
- rakumo管理画面 > Google 同期 にアクセスして、Google 同期を実行します。
- グループ管理 にアクセスし、1 で作成したグループの表示設定を [表示] に変更し、「表示設定を保存」をクリックします。
- rakumo管理画面 > ユーザー管理(詳細設定) で、CSV ファイルの作成を実行します。
- 作成した CSV ファイルをダウンロードします。
- CSV ファイルを開き、[〜Enabled]列に、アプリケーションを利用する場合は「1」を、利用しない場合は「0」を入力して、CSV ファイルを保存します。
- CSV ファイルをアップロードします。
- 1 のグループを rakumo 上に表示させたくない場合は、グループの表示設定を[非表示]に変更し、「表示設定を保存」をクリックします。
以上で、CSV ファイルでのライセンス割り当てが完了しました。
次回以降、CSV ファイルを更新する際には、4 〜 9 の手順で操作を行ってください。